ことかげレポート

経済や投資の勉強のためのメモ&レポート

本日の市況 2018-02-02

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:23274.53
    • 前日比-211.58(-0.90%)
  • TOPIX:1864.2
    • 前日比-6.24(-0.33%)
  • 為替レート(15:00):$=109.67
    • 前日比0.35

日経平均は大幅反落。

前日の米国市場

  • 世界的な金利の上昇が止まらない。
  • 昨晩、米長期金利はついに2.8%目前の水準まで上昇。ドイツの長期金利も昨年来での高値抜け。
  • 金利高は株式市場にはマイナス要因と考えられる事が多いが、昨晩の米国市場は一部企業の好決算や経済指標上振れが下支えとなり、大きな波乱はなく「高安まちまち」。

本日の日本市場

  • 前日の大幅高の反動もあるなか、欧州株安・小幅ながら円高ドル安基調を嫌気し、小幅反落で始まる。
  • 10時過ぎ、相場が大きく動く。需給が売りに傾くと一気に300円超の下げとなった。
  • この時刻に目立ったのが銀行株と中国株の下落。
  • 銀行株は、本日日銀が「指値オペ」を実施したことから「日本でも金利が上昇し銀行業績が改善する」という期待が剥落した。
  • 中国株は中国人民銀行が7営業日連続で資金供給オペを見送ったことから金融引きしめが意識された模様。
  • 下落スピードが速かったため、さすがに不透明感が強まったが、売り一巡後は「日銀の指値オペによって今後日米金利差が拡大する」との期待から円安が進行。
  • 中国株が持ち直したこと空売りの買い戻し、押し目買いで下げ渋った。
  • 今晩には重要指標の米雇用統計の発表が控える。

メモ

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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全体に下げている中、商社のプラスが目立つ。これに最大の貢献をしたのは三井物産+79円(+4.05%)、次いで三菱商事+33円(+1.06%)。
下げている電気機器では京セラの-493円が大きく影響している。

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東証全体でみても、卸売業のプラスが目立つ。最大の下げはその他製品。任天堂の-1050円の影響大。
その他製品 銘柄一覧(東証一部) - 会社四季報オンライン

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