ことかげレポート

経済や投資の勉強のためのメモ&レポート

本日の市況 2018-02-14

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21154.17
    • 前日比-90.51(-0.43%)
  • TOPIX:1702.72
    • 前日比-14.06(-0.82%)
  • 為替レート(15:00):$=107.15
    • 前日比-1.12

日経平均は続落。-0.4%

前日の米国市場

  • 昨日の米国株は、米国金利の落ち着きが安心感を誘って続伸したが、上昇率は限定的。
  • 本日はインフレ指標の中でも特に注目されている米CPI(消費者物価指数)の発表を控えている。
  • 先週からの世界同時株安の発端は、米国のインフレ上昇を背景にした金利高への懸念だったため、CPIに対する警戒感が非常に高まっていて米国株の上昇率は小幅に留まる。

本日の日本市場

  • 日本市場は小幅反発で始まったが、早々に売り優勢に。
  • 特に、為替市場で米ドル売り・円買いが進んだことが、日本株の重石に。
  • 米国の財政問題を嫌気したとの声や、仕掛け的な動きも入った模様で、米ドル/円レートは106円台に。
  • これは2016年11月のトランプ大統領の選挙戦勝利以来の水準。
  • この環境下で、日経平均は先週火曜の直近安値を下回り、東証マザーズ指数は3%超下落。全面安商状に。
  • それでも後場中盤からは切り返し、日経平均は一時1.3%安水準からプラス圏を回復する場面も。
  • 米CPIの結果次第では世界的な株安の動きが一服するとの期待も残る。
  • 株価の値下がりを狙っていた売り方の買い戻し、純粋な押し目買いの動きが活発化した。