ことかげレポート

経済や投資の勉強のためのメモ&レポート

本日の市況 2018-02-13

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21244.68
    • 前日比-137.94(-0.65%)
  • TOPIX:1716.78
    • 前日比1716.78(-0.88%)
  • 為替レート(15:00):$=108.27
    • 前日比-0.72

日経平均は続落。-0.65%

前日の米国市場

  • 日本の連休中、米国株は反発基調。
  • これといった買い材料はなかったが、下げすぎた反動と自律反発の動き。
  • 特にテクニカル的には、長期トレンドラインの200日MA線にタッチしたことで、短期的なアク抜け感が台頭。
  • 米株式先物は、2/6アジア時間にもこの水準になっていて、株価の底値件で出現しやすく相場の転換点を意味する「ダブルボトム」の形成となった。

本日の日本市場

  • 日本市場は米国市場の落ち着きを受け、反発して始まる。
  • 連休中、米国のみならず他のアジア株も反発機運を高めていた中、日経平均は一時300円近く上昇。
  • しかし、そこから買いが止まり、後場円高進行も悪材料となり下落開始。
  • 結局、前場の上昇幅をすべて打ち消してマイナス圏で終了。
  • 市場の注目は明日発表予定の米国CPI(消費者物価指数)。
  • 今般の世界同時株安のトリガーとなったのは米雇用統計での平均時給の伸び。
  • 想定より強い結果を受け、FRBの金融引き締めの加速が懸念され、株式市場に影響。しかし、実際には「物価上昇が加速している」というデータはまだ出てきていない。
  • 金融政策に直結しやすい米国CPIへの注目度は近年稀に見る高さとなっている。