ことかげレポート

経済や投資の勉強のためのメモ&レポート

本日の市況 2018-02-09

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21382.62
    • 前日比-508.24(-2.32%)
  • TOPIX:1731.97
    • 前日比-33.72(-1.91%)
  • 為替レート(15:00):$=108.99
    • 前日比-0.67

日経平均は大幅反落。-2.3%

前日の米国市場

  • 昨日の米国株は大幅反落。
  • BOE(イギリス中央銀行)総裁が「早期かつ大幅な利上げの可能性」に言及。
  • 米国の大型減税やインフラ投資による財政赤字拡大懸念から金利上昇に対する警戒感が一段と高まった。
  • また複数のFRB(米連邦準備制度)関係者が今回の株安を静観するスタンスをとったことも嫌気された。
  • 米主要株価指数であるS&P500指数、NASDAQ指数は今週月曜日につけた安値を下回った。

本日の日本市場

  • 本日の日本市場も急落して始まる。
  • 売りの動き、長くは続かなかった。日中安値は、急落した火曜日の安値と同水準。
  • テクニカル指標を見ると、日経平均先物の200日MA線が同水準で、これが下値として意識されている可能性。
  • ただし、米金利高、米ドル高の影響が大きいアジア株は、安寄り後も下げ幅を拡大する展開。日本株の反発力も限定的。
  • 特に日本は3連休を控えていること、また本日、大阪証券取引所先物夜間取引がシステム移行の影響で取引停止になること、などから強気なポジションをとる投資家は少なかった模様。
  • 来週水曜日にはインフレ指標の中で最も注目度が高い米国のCPI(消費者物価指数)が発表される。
  • 今回の急落の発端となったのが雇用統計でのインフレの伸びだったこともあって、少なくともCPI発表までは神経質な動きが予想される。