本日の市況 2018-02-06
レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。
本日の数字
日経平均は大幅続落。21,160.24(前日比-1071.84、-4.73%)
前日の米国市場
- 昨晩の米国市場は記録的な大幅安。
- 金曜の雇用統計のような売りの引き金となった材料はなかったが、一気に需給が売りに傾いた1日。
- 「売りが売りを呼ぶ」相場展開。
- 特にここ1年半ほど、大きな波乱なく緩やかな株高ラリーを演じていたので、市場が低ボラティリティに慣れきっていたことも価格反応を大きくしたかも知れない。
本日の日本市場
- 日本市場も米株安・円高のダブルパンチとなる中で大幅続落して始まる。
- 立ち上がりからパニック的に売りに加えて、利益が乗っていそうな銘柄への売りが殺到。日中で下げ止まる雰囲気もなく、あっという間に下げ幅を1,000円超まで拡大した。
- 特に厳しい動きだったのが新興市場。マザーズ先物は投げ売りが目立つ中で流動性リスクが厳しい1日。
- 他のアジア市場もほぼ全面安の環境下、日経平均の下げ幅は一時1,600円を超す場面も。取引終了にかけては米国先物の下げ渋りと共に、日本市場も下げ幅を縮小。
- 今晩からFRB高官の公園が多数予定されている。「FRBが金融引き締めを加速する」との思惑がショックの引き金となっただけに市場での注目は高くなっている。
メモ
- FRB:連邦準備制度理事会 Federal Reserve Board。米国の中央銀行に相当する。 https://www.ifinance.ne.jp/glossary/global/glo019.html