ことかげレポート

経済や投資の勉強のためのメモ&レポート

本日の市況 2018-01-12

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画の内容をメモしました。
担当は福江さん。今日はメガネされていませんね。

本日の数字

  • 日経平均:23653.82
    • 前日比-56.61(-0.24%)
  • TOPIX:1876.24
    • 前日比-11.85(-0.63%)
  • 為替レート:$=111.23
    • 前日比-0.52

※為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan

昨夜の米国市場

  • 3日続落。「適温相場」の中で反発し主要3指数は高値更新。
  • 市場の注目は引き続き金利動向。欧州ではECB(欧州中央銀行)議事要旨で早朝にフォワドガイダンスが変更される可能性が示唆されたことで金利が上昇し、株は売られた。
  • その一方、米国金利は物価指標の下振れ、中国人民銀行による米国債購入減額の否定などから小幅に下落となっている。
  • 世界的な景気回復が続く中で、金利急騰リスクが低下すると多くの投資家が金利動向を見極めながら買いを入れているのではないか?

本日の日本市場

  • 日本時間には中国貿易統計や個別株決算などがあったが、本日の日経平均は終始、終値を挟んだ膠着感の強い動きとなった。
  • ここ数日の相場で目立っている動きが二極化。特に本日はJASDAQ指数や東証2部指数は逆行高を演じるなど、サイズ別で大きく明暗が分かれた。
  • またセクター動向でも同じ現象が見られ、景気敏感株のシクリカル銘柄が買われる一方で、ディフェンシブ銘柄には売りが続いている。
  • ただし指数自体に大きな動きがないことを見ると、株式市場から資金が抜けているというよりは市場内での循環が強く効いている印象。
  • なお今晩には米CPI発表を控えており、今後の金利動向を占う上で一つの重要なポイントとなるか?

用語メモ