本日の市況 2017-12-28
レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画、日銀のサイトを参考にして書いてみました。
本日の数字
為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan
昨夜の米国市場
- 堅調なマクロ指標を受けて反発に転じた。
- 依然、取引参加者が少なく、手掛かり材料も乏しい中、上げ幅は限定的。
本日の日本市場
- 日経平均、前日終値水準で始まり、ジリジリ高値を更新して一時22,954円まで上昇。
- 特に好材料はなく、前場の売買代金は2年ぶりの低水準だった月曜をも下回る。
- 相場格言「閑散に売りなし」商状だった模様。
- 後場、地合いは一変。徐々に戻り売りが優勢となり、上げ幅縮小。14時以降一気に150円ほど下落。
- 他のアジア株、米国株先物は総じて堅調。グローバルで売りが進んだわけではなく、日本株限定の売り。
- 14時前後から急に円高進み、先物売買膨らむ。23,000円の大台越え困難と見た短期筋が売りを仕掛けた可能性も。
- 年末で相場参加者少なく、押し目買い需要限定的な中、この先物買いがインパクト大。一本調子の下落に。
用語メモ
- 商状:市場の商いの状況。売買行為を具体的に捉えた表現。(これに対し、客観的、全体的に捉えた表現が「市況」)