ことかげレポート

経済や投資の勉強のためのメモ&レポート

本日の市況 2018-02-07

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21645.37
    • 前日比35.13(0.16%)
  • TOPIX:1749.91
    • 前日比6.5(0.37%)
  • 為替レート(15:00):$=109.16
    • 前日比0.29

日経平均は反発。21,645.37円(前日比+35.13円、+0.2%)

前日の米国市場

  • 昨日の米国株は大幅反発。
  • さすがに下がり過ぎとの見方が台頭し、押し目買いが優勢となった。
  • 但し、一方向との上昇とはならず、乱高下した上での反発。
  • 根強い先行き不透明感がうかがえる。

本日の日本市場

  • 日本株市場も大きく反発して始まる。
  • 昨日9%超下落していた東証マザーズ指数は、一時5.5%上昇するなど全面高商状。
  • しかし米金利上昇の影響が先進国以上に大きいアジア株市場に関しては、高寄り後は時間と共に上げ幅を縮小と、依然警戒ムードの強さが感じられる商状。
  • 前場は高値圏でもみ合っていた日本株市場も、後場に入り上げ幅縮小。
  • マーケットでは前場から先物を中心に海外勢からの執拗な売りの声が多く聞かれた。
  • 前場は国内勢を中心とした押し目買いがその売りを吸収し底堅い展開続いた。
  • しかし後場から売り圧力が一段と強まり、アジア市場の冴えない動きを受け、その押し目買い意欲も後退。午後の日経平均はほぼ右肩下がり。
  • ひとまずプラス圏を維持して引けたが、日経平均の日中高値からの下落率は最大3.3%、安値引けとなった東証マザーズ指数は5.3%。今後も値動きの激しい相場展開が予想される。

メモ

  • 日経平均は+35円で小幅反発となっていますが、これはタイミング的にたまたまその値だっただけで実質的には下げと考えてよいと思われます。
  • 企業の業績や今後の期待ではなく、米国株の動きや金利、海外勢の売買の影響などに振り回されているだけで展開に自主性のない印象です。

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版

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東証全体では戻している業種の方が多く、石油・石炭は+2%。下げが目立つのは食品。

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本日の市況 2018-02-06

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21610.24
    • 前日比-1071.84(-4.73%)
  • TOPIX:1743.41
    • 前日比-80.33(-4.40%)
  • 為替レート(15:00):$=108.87
    • 前日比-1.04

日経平均は大幅続落。21,160.24(前日比-1071.84、-4.73%)

前日の米国市場

  • 昨晩の米国市場は記録的な大幅安。
  • 金曜の雇用統計のような売りの引き金となった材料はなかったが、一気に需給が売りに傾いた1日。
  • 「売りが売りを呼ぶ」相場展開。
  • 特にここ1年半ほど、大きな波乱なく緩やかな株高ラリーを演じていたので、市場が低ボラティリティに慣れきっていたことも価格反応を大きくしたかも知れない。

本日の日本市場

  • 日本市場も米株安・円高のダブルパンチとなる中で大幅続落して始まる。
  • 立ち上がりからパニック的に売りに加えて、利益が乗っていそうな銘柄への売りが殺到。日中で下げ止まる雰囲気もなく、あっという間に下げ幅を1,000円超まで拡大した。
  • 特に厳しい動きだったのが新興市場。マザーズ先物は投げ売りが目立つ中で流動性リスクが厳しい1日。
  • 他のアジア市場もほぼ全面安の環境下、日経平均の下げ幅は一時1,600円を超す場面も。取引終了にかけては米国先物の下げ渋りと共に、日本市場も下げ幅を縮小。
  • 今晩からFRB高官の公園が多数予定されている。「FRBが金融引き締めを加速する」との思惑がショックの引き金となっただけに市場での注目は高くなっている。

メモ

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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日経平均採用銘柄で上昇したのはマルハニチロ(+120円 +3.83%)と三菱自動車(+12円 +1.47%)のみ。

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本日の市況 2018-02-05

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:22682.08
    • 前日比-592.45(-2.55%)
  • TOPIX:1823.74
    • 前日比-40.46(-2.17%)
  • 為替レート(15:00):$=109.91
    • 前日比0.24

日経平均は大幅続落。年初来安値更新。

前日の米国市場

  • 先週末の米国株は急落。
  • きっかけは米雇用統計の堅調な結果。非農業部門の雇用者数が強い結果となった他、インフレ指標として注目される賃金も前月比で予測比上振れ、前年比では+2.9%という高い伸び。
  • これまでは米国の景気こそ良好なものの、インフレが伸び悩んでいた為に利上げペースは加速しづらい、という株式市場にはポジティブな環境が続いていた。
  • しかしインフレの伸びが確認されたことで、利上げペースが加速し、株式市場にネガティブな環境に変化するのではとの警戒感が強まった。
  • その結果、NYダウは2.5%安とトランプ大統領就任以降で最大の下げを記録。

本日の日本市場

  • 日経平均も2.5%安水準まで下落し、東証マザーズ指数に至っては一時-3%の超急落、文字通り全面安商状。
  • それでも前場中盤以降は下げ渋る動きとなった他、売買代金も高水準に膨らんでおり、押し目買い需要は根強い模様。
  • アジア株や米国株先物も総じて軟調となったが、概ね本日のスタート近辺が底値となっており、押し目を拾う動きが活発だったことが窺える。
  • ただし、これまでの世界同時株高を牽引してきた米国株の下落が短命に終わるかを見極めたいとの思惑が強いのか、反発力は非常に限定的。
  • 前場中盤以降の日経平均は非常に狭いレンジ内での小動き商状に終始した。

メモ

  • <米雇用統計> 20万人増、賃金上昇に勢い、失業率に変動なし https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20180202-00000122-mai-bus_all
  • 今回の米国市場の下げは… 雇用が改善→賃金上昇→インフレ→利上げ加速→企業にとってはネガティブ要因が拡大 …という理屈。
  • レイオフで株価が上がるのと同様、一般労働者にとって良いことが企業や投資家にとっては負担でマイナスということ。

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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(このグラフは今日までJPXのサイトのデータを使ってきましたが、四季報のサイトの方が使いやすそうなので明日から切り替えます。)
全面安ではありますが、年初来比ではまだまだプラス。
マーケット | 会社四季報オンライン
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本日の市況 2018-02-02

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:23274.53
    • 前日比-211.58(-0.90%)
  • TOPIX:1864.2
    • 前日比-6.24(-0.33%)
  • 為替レート(15:00):$=109.67
    • 前日比0.35

日経平均は大幅反落。

前日の米国市場

  • 世界的な金利の上昇が止まらない。
  • 昨晩、米長期金利はついに2.8%目前の水準まで上昇。ドイツの長期金利も昨年来での高値抜け。
  • 金利高は株式市場にはマイナス要因と考えられる事が多いが、昨晩の米国市場は一部企業の好決算や経済指標上振れが下支えとなり、大きな波乱はなく「高安まちまち」。

本日の日本市場

  • 前日の大幅高の反動もあるなか、欧州株安・小幅ながら円高ドル安基調を嫌気し、小幅反落で始まる。
  • 10時過ぎ、相場が大きく動く。需給が売りに傾くと一気に300円超の下げとなった。
  • この時刻に目立ったのが銀行株と中国株の下落。
  • 銀行株は、本日日銀が「指値オペ」を実施したことから「日本でも金利が上昇し銀行業績が改善する」という期待が剥落した。
  • 中国株は中国人民銀行が7営業日連続で資金供給オペを見送ったことから金融引きしめが意識された模様。
  • 下落スピードが速かったため、さすがに不透明感が強まったが、売り一巡後は「日銀の指値オペによって今後日米金利差が拡大する」との期待から円安が進行。
  • 中国株が持ち直したこと空売りの買い戻し、押し目買いで下げ渋った。
  • 今晩には重要指標の米雇用統計の発表が控える。

メモ

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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全体に下げている中、商社のプラスが目立つ。これに最大の貢献をしたのは三井物産+79円(+4.05%)、次いで三菱商事+33円(+1.06%)。
下げている電気機器では京セラの-493円が大きく影響している。

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東証全体でみても、卸売業のプラスが目立つ。最大の下げはその他製品。任天堂の-1050円の影響大。
その他製品 銘柄一覧(東証一部) - 会社四季報オンライン

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本日の市況 2018-02-01

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:23486.11
    • 前日比387.82(1.68%)
  • TOPIX:1870.44
    • 前日比33.73(1.84%)
  • 為替レート(15:00):$=109.32
    • 前日比0.64

前日の米国市場

  • 昨日の米国株は小幅反発。
  • トランプ大統領による一般教書演説が無難に通過したことや、個別企業の好調な決算が好感された模様。
  • 注目のFOMC(米国連邦準備制度)では物価上昇率の高まりと継続的な利上げ姿勢を提示。これを受けて米国金利は上昇、米国株は金利高を嫌気して反落する場面もあったが、終盤には持ち直した。
  • 為替は、FOMC結果を受けて米ドル買い、円売り基調へ。

本日の日本市場

  • 円安の流れを受け、日経平均は反発して始まる。
  • 直近の軟調相場で特に下落が目立っていた資源関連や金融関連を中心に、ハイβセクターが総じて強い動き。
  • 米国株の調整一服や円安反転を受けて押し目買い需要が強まった。
  • 直近でアジア時間の株安を先導していた中国株は、金融引き締め懸念もあって大きく下落。米国金利高基調が警戒される中、日経平均後場は上値の重い時間帯が続く。
  • 引けにかけては先物買いが膨らんで上げ幅を拡大、日中の高値圏で大引け

メモ

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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マイナスは海運と倉庫。
(なお倉庫の採用銘柄は三菱倉庫1社のみ)

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東証全体だとマイナスは海運のみ。

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本日の市況 2018-01-31

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。
日経平均は6日続落。

本日の数字

  • 日経平均:23098.29
    • 前日比-193.68(-0.83%)
  • TOPIX:1836.71
    • 前日比-21.42(-1.15%)
  • 為替レート:$=108.84
    • 前日比-0.01

前日の米国市場

  • 大幅続落。
  • 材料は引き続き金利の上昇トレンド。米長期金利は約4年ぶりの高水準。
  • 特に昨日は「株安・債券安・米ドル安・資源安」とリスクアセットは軒並み下落。一旦キャッシュ化する動きが加速した雰囲気も。

本日の日本市場

  • この流れを受けて日本市場も続落して始まる。
  • さすがに世界同時株安の中、厳しい立ち上がりが予想されたが、意外にも日経平均株価底堅い値動き。前日の大幅下落の反動か。
  • 日本時間11時過ぎに始まったトランプ大統領の一般教書演説でも目新しい材料は出ず。
  • 株式市場へのインパクトは限定的。その後も終値を挟んだ揉み合い商状。
  • 14時過ぎから地合が一転。明確な売り材料はなかったが、先物での需給が売りに傾くとそのまま取引終了にかけて一段安。
  • 特に14時まで逆行高だった新興市場も同時に崩れ、一気に利益確定売りが入った印象。
  • 本日の下落で日経平均は、約6%あった今年の上昇幅が約1.5%まで縮小。

メモ

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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本日の市況 2018-01-30

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:23291.97
    • 前日比-337.37(-0.0142775887942701)
  • TOPIX:1858.13
    • 前日比-22.32(-0.0118694993219708)
  • 為替レート:$=108.85
    • 前日比0.07

※為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan

前日の米国市場

  • 反落に転じた。
  • iPhone X の減産が報道されたアップル、好決算ながら事前期待が高く売りたたかれた建機最大手キャタピラーなどが重石となった。
  • またECB(欧州中央銀行)当局者が9月以降の金融緩和策終了を支持し、金利が上昇したことも株式市場の重石となった。
  • マーケットで話題となったのはVIX指数の上昇。VIX指数は米国株式指数を対象とするオプション取引の値動きを基に算出されるもので、株価下落時に上昇しやすいため、別名「恐怖指数」とも呼ばれている。昨日は終値ベースで8月以来の水準に上昇。

本日の日本市場

  • 日経平均は小幅に続落して始まると、寄り後も断続的に先物売りが観測されてジリ安歩調を辿る。
  • 昨日後場からの下落を誘発したと見られる中国株も本日は冴えない動きとグローバルで地合は芳しくなく、日経平均は弱い動きに終始し、大幅安で大引けを迎えた。
  • グローバルでの株安の背景として~
  • 米国債利回り上昇による株式市場からの資金流出懸念
  • トランプ大統領による一般教書演説での保護主義発言に対する警戒感の高まり(日本時間の明日午前中に予定)
  • ~などが挙げられている。

メモ

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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