ことかげレポート

経済や投資の勉強のためのメモ&レポート

本日の市況 2018-01-29

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:23629.34
    • 前日比-2.54(-0.00010748192695631)
  • TOPIX:1880.45
    • 前日比1.06(0.000564012791384405)
  • 為替レート:$=108.78
    • 前日比-0.97

※為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan

前日の米国市場

  • 大幅高。主要3指数は揃って高値更新。
  • 材料は想定以上に強い企業ガイダンス。
  • 税制改革は年末決算期でもある程度織り込まれていたが、足下出てきている数値は想定以上に強い。

本日の日本市場

  • 日経平均は前営業日比ほぼフラット水準。
  • 米国市場の流れから、小幅高で始まり、じわりと上昇幅を拡大。一時上げ幅を100円超まで拡大。
  • 物色動向もハイβ株が相場を牽引。まさに「米国株高」に連れたような内容。
  • しかし、後場開始直後に相場が動く。
  • これといって明確な売り材料はなかったが、ランチタイム中の中国市場の下落を嫌気してか、日本市場にも売り膨らむと前場に貯めた上げ幅を一気にはき出した
  • ダボス会議で黒田日銀総裁の発言「インフレ目標に近づいてきた」を受けて、円がジリ高歩調をたどる中で、ややひやりとした下落。
  • それでも積極的に下値を売りたたく主体はおらず、その後は終値を挟んだ揉み合い商状。
  • 特にここ4営業日連続で「取引終了にかけて下落」している点を見ると、一旦日本株を外しにいこうとしている投資家もいるのかもしれない。

日経平均騰落寄与度ヒートマップ

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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このところずっと下げていた電機が上昇。

指数の比較

東証33業種とTOPIX-17も視覚的にわかるようにしてみた。
強いのはエネルギー関連と化学。下げたのは建設、食品、医薬、陸運、不動産など。
日経平均で上げている電機は、全体でみるとフラット。

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  • TOPXI-17

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本日の市況 2018-01-26

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:23631.88
    • 前日比-37.61(-0.16%)
  • TOPIX:1879.39
    • 前日比-5.17(-0.27%)
  • 為替レート:$=109.75
    • 前日比0.75

※為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan

前日の米国市場

  • 主要株価指数
    • 3日連続で方向感に欠ける展開。
  • 半導体関連銘柄の続落が目立つ
    • 昨日発表の半導体関連企業の決算は概ね堅調だったが、半導体サイクルのピークアウト懸念が高まっている模様。
    • 半導体関連企業で構成されているSOX指数は-1.7%と大きく崩れた。
  • 為替市場
    • 米ドル/円は一時108円台半ばまで円高進行。これは対ユーロでの米ドル売りの影響。
    • トランプ大統領の「最終的には強いドルを望む」という発言で急速にドル高反転。
    • 最終的には109円台半ばまで反発してアジア時間に。

本日の日本市場

  • 日経平均は結果的には小幅続落。
  • 為替市場でのドルの反発が安心感を誘い、日経平均も反発して始まる。
  • しかし寄り後はリスクオフ商状。ハイβセクターへの売りが目立ち、先物も売り優勢。
  • ランチタイムに榊原元財務官の発言。「日銀総裁は今後2、3年で退任の可能性。」
  • これが嫌気され、後場に入って日経平均はマイナス圏に反落。
  • 東証一部の売買代金は3日連続で3兆円弱。
  • だいぶ膨らんでいるため、押し目買いも根強く入ってる模様。
  • 日経平均は小幅安水準に留まって大引け

メモ

指数の比較

日経平均は業種によっては1~2銘柄しか含まれていなかったりして、お金の流れが見えにくいので、東証33業種とTOPIX-17も視覚的にわかるようにしてみた。
日経平均の足を引っ張っているのは電気機器だが、東証全体をみるとそこまでひどくはなく、石油やエネルギーの下落が大きいことがわかる。

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本日の市況 2018-01-25

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:23669.49
    • 前日比-271.29(-1.13%)
  • TOPIX:1884.56
    • 前日比-16.67(-0.88%)
  • 為替レート:$=109
    • 前日比-1.05

※為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan

前日の米国市場

  • 主要株価指数は方向感に欠ける展開。
  • 半導体製造大手企業の決算は概ね予想範囲内だった。※
  • が、事前期待が高かったためか急落し、他の半導体製造関連にも売りが波及した。
  • 一方、米ドル安、米金利高基調から金融関連や輸出関連は確り。
  • また為替市場では、米政府当局社の保護的発言や、米財務長官の「弱いドルは貿易などの面で米国にとって良い」との発言を受けて米ドル売りが加速し、109円まで米ドル安、円高が進行。

本日の日本市場

  • 日経平均は大幅続落。
  • 前日比ー1%水準まで下落してスタートし、ハイテク関連を筆頭にハイβセクターが総じて軟調と、典型的なリスクオフ商状となる。
  • 寄り後は下げ幅を縮小する動きを見せたが、アジア株も概ね軟調とグローバルで地合は芳しくなく、冴えない動きが続いた。
  • JASDAQ指数は逆行高となるなど、中小型株は下げ渋る動きを見せた他、東証一部の売買代金が連日で盛り上がっていたことから押し目買い需要も根強い印象。
  • 昨年からの株高を牽引してきたハイテク銘柄の調整や円高基調を受け手利食い売りを急ぐ投資家が徐々に増えている模様。
  • 日経平均は最後まで反発することなく、日中の安値圏で大引けを迎えた。

メモ

東証一部 業種別騰落率ランキング

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本日の市況 2018-01-24

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画の内容をメモしました。

本日の数字

  • 日経平均:23940.78
    • 前日比-183.37(-0.76%)
  • TOPIX:1901.23
    • 前日比-9.84(-0.51%)
  • 為替レート:$=110.05
    • 前日比-0.91

※為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan

前日の米国市場

  • 反落
  • 上昇スピードこそ鈍化したが、総じて底堅い展開。
  • 一方、米ドル/円は厳しい動き。
  • 昨日の黒田日銀総裁の会見では政策方針が変わったような印象がなかった。
  • しかし、一部にあった政策変更期待が剥落してか、円高ドル安が進んだ。

本日の日本市場

  • 反落して始まる。
  • 立ち上がりは単なる前日大幅高の反動といったような値動きだったが、前場中盤から一気に下げ幅を拡大した。
  • 目立っていたのが「リターンリバーサル」の動き。昨年から強い動きだった電機や機械セクターが売られていた
  • 一方、伸び悩んでいた電気・ガスや不動産セクターが逆行高を演じた。明暗が分かれる1日。
  • 引き続き強かったのが新興市場
  • マザーズ指数は日経平均に連られて下落する場面もあったが、引けにかけて持ち直し高値更新。
  • 個人投資家の投資意欲は非常に強い印象。新規の投信設定で多数の資金が集まっている。
  • しかし日経平均は引けにかけてもさえない値動きで、日中安値圏で取引を終えた。
    • 約4ヶ月ぶりに米ドル円が109円台になったことが重しになったと考えらえる。

用語メモ

本日の市況 2018-01-23

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画の内容をメモしました。

本日の数字

  • 日経平均:24124.15
    • 前日比307.82(1.29%)
  • TOPIX:1911.07
    • 前日比19.15(1.01%)
  • 為替レート:$=110.96
    • 前日比0.16

※為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan

前日の米国市場

  • 続伸。
  • 上院での暫定予算審議の難航を背景に、スタートは力強さにかけた。
  • しかし、時間が経つに連れて合意期待が高まった。
  • 他にも、IMF国際通貨基金)が世界経済成長率を上方修正するなどの好材料が続いた。
  • そのため、ほぼ右肩上がりの展開となった。
  • 暫定予算案は日本時間早朝に可決された。

本日の日本市場

  • 本日の日経平均は前日比+0.5%高水準に高寄りし、その後の推移も堅調。
  • 東証マザーズ指数などの小型株指数、アジア株も全面高、という世界的なリスクオン商状となった。
  • 本日発表された日銀政策決定会合の結果は「現状維持」で、発表直後は円高に振れた。
  • しかし日経平均が崩れるようなことはなく、為替も徐々に円安基調に戻した。
  • 予想物価上昇率が上方修正されたことの影響があると考えられる。
  • 後場中盤に入ると日経平均は18日につけた直近高値を上抜いた。
  • それ以降は上値が重くなったが、崩れるような動きも終始見られず、日中の高値圏で大引けを迎えた。
  • その原因として考えられるのは次のようなことである。
    • 引け後に行われる日銀総裁会見で、金融緩和の正常化や総裁の続投について言及されるかにマーケットの注目が集まっていること
    • 18日夜間に先物でつけた24,130円が上値として意識されたこと

本日の市況 2018-01-22

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画の内容をメモしました。
本日のご担当は福江さん。

本日の数字

  • 日経平均:23816.33
    • 前日比8.27(0.03%)
  • TOPIX:1891.92
    • 前日比2.18(0.12%)
  • 為替レート:$=110.8
    • 前日比-0.25

※為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan

前日の米国市場

  • 先週末の米国市場は反発、主要指数のS&P500は高値を更新。
  • 日本時間から続いていた上院でのつなぎ予算案は交渉が難航、最終的には政府部門の一部閉鎖が決定された。
  • しかし市場の腑に気は過去の経験則から一部閉鎖されたとしても、マーケットへの影響は軽微との見方が強く、大きな波乱は起こらなかった。

本日の日本市場

  • この流れから週明けの日本市場も落ち着いた値動きとなり、前営業日フラット水準で始まる。
  • 上院での暫定予算の再交渉は日本時間でも継続し、様々な報道ヘッドラインこそ流れてきたが、結局日本市場の取引時間内では決着がつかなかった。
  • また、為替・院理も小動きと手掛かりに欠ける環境下で、日経平均は終日値幅119円という狭いレンジ内推移のまま取引終了となった。
  • その一方で新興市場は力強い値動きとなっていた。マザーズ・JASDAQ指数はそろって高値更新となった。

本日の市況 2018-01-19

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画の内容をメモしました。
本日のご担当は岡田トレーディング部長。

本日の数字

  • 日経平均:23808.06
    • 前日比44.69(0.19%)
  • TOPIX:1889.74
    • 前日比12.88(0.69%)
  • 為替レート:$=111.05
    • 前日比-0.30

※為替レートは日銀の外国為替市況(日次)の中心相場の値です。
外国為替市況(日次) : 日本銀行 Bank of Japan

前日の米国市場

  • 小幅反落。
  • 政府機関閉鎖を避けるための暫定予算法案の採決期限を19日に控える中、上院での合意が難しいとの見方が徐々に強まり、議会閉鎖懸念が再燃。

本日の日本市場

  • それでも日経平均は小幅に反発して始まる。
  • 昨日後場の急落は、一部の投資家による大口売りの影響との噂も聞かれていたが、センチメントを大きく崩す結果とはならず、ひとまず自律反発の動きとなった模様。
  • ただし米暫定予算案は、下院こそ通過したものの、上院での審議が長引いていたため、日経平均は小動き商状の時間帯が長く続く。
  • 事前観測では日本時間午前中にも審議が終了するとの見方が大勢だったが、結局日本株式市場の時間内には結論でず。
  • それでも上院通過に含みを持たせる報道が安心感を誘ったか、重要イベントを控えた週末という、通常は売りが優勢となりやすい環境下ながら、最後まで崩れるような動きは見られず、日経平均はプラス圏を死守して大引けを迎えた。
  • なお、後場の業種別動向では、リスクオン時に物色されやすいハイβセクターの強さが目立った他、他のアジア株も概ね確りで、米国の政治動向を懸念する動きは限定的。

用語メモ