ことかげレポート

経済や投資の勉強のためのメモ&レポート

本日の市況 2018-02-19

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:22149.21
    • 前日比428.96(1.97%)
  • TOPIX:1775.15
    • 前日比37.78(2.17%)
  • 為替レート(15:00):$=106.47
    • 前日比0.69

日経平均は大幅続伸。+2.0%、+428.86円で22,149.21円。

前日の米国市場

  • 先週末の米国株は高安まちまち。
  • インフレ指標である米輸入物価指数は上振れだったが、米金利が低下したことを好感して序盤は強い動き。
  • しかし米大統領選でのトランプ陣営支援に干渉したとしてロシア人13人が訴訟されたことが嫌気され、中盤以降は上げ幅を縮小。
  • 主要株価指数のS&P500指数の週間上昇率は2013年以来の大幅高を記録。
  • 為替は、米国産連休前のポジション調整の動きもあってか米ドル高反転。米ドル/円は金曜アジア時間比で最大1円ほど円安に。

本日の日本市場

  • 円高一服が安心感を与え、本日の日経平均は続伸して始まり、22,000円の大台を回復。
  • 米国・中国が休場となる中、前場序盤以降はやや上値の重い展開。
  • 個人投資家が売買シェアの過半数を占める中小型株指数は右肩上がりの展開。東証マザーズ指数は3%超と急騰。
  • すると後場からは日経平均も一段高となり、日中高値圏で大引け
  • ただし、株式市況の活況度合いを示す東証一部の売買代金は2兆3,256億円と今年最低水準に。
  • 堅調相場であったことは確かだが、強烈な押し目買いが入ったというよりは、直近の株安時に売りを先導していた海外勢のフローが祝日要因で大きく減少したことが大幅高の主要因だったかも。

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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マイナスはゴムのみ。これはブリヂストンが下げたことによる。

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こちらもマイナスはゴムのみ。ブリヂストン1社の下げの影響。他は概ね上がっている。

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本日の市況 2018-02-16

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21720.25
    • 前日比255.27(1.19%)
  • TOPIX:1737.37
    • 前日比18.1(1.05%)
  • 為替レート(15:00):$=105.78
    • 前日比-0.75

日経平均は続伸。+1.19%、+255.27円で21,720.25円。

前日の米国市場

  • 昨夜の米国株は5日続伸。
  • 特に目立ったのはテクノロジーなどグロース株の復調。
  • グロース株は通常、金利上昇には弱いが市場が一端の落ち着きを見せたことで、再度資金が戻ってきている模様。
  • NASDAQ指数は他指数に先行して25日MAを回復。

本日の日本市場

  • 日本市場は小幅高に続伸して始まり、上値追いの動き。
  • 外部環境は、昨日からの「米株高メリット」VS「円高メリット」という構造は変わらず。
  • 前日の上値重い動きから一転し、本日は力強い上昇。一時+400円をつける。
  • 13時過ぎに相場が動く。米ドル/円がなんとか耐えていた106円を抜けると損失を限定する為の注文であるストップロスオーダーを巻き込みながら、約1年3ヶ月ぶりの105.50円水準まで円高進行。
  • しかし日本株への影響は軽微で、日経平均は日中高値から100円程度の調整で終わる。
  • 本日から香港市場は終日休場。他のアジア市場が旧正月でほぼ休場、月曜は米国市場も休場、というカレンダー要因もあったかも。

本日の市況 2018-02-15

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21464.98
    • 前日比310.81(1.47%)
  • TOPIX:1719.27
    • 前日比16.55(0.97%)
  • 為替レート(15:00):$=106.53
    • 前日比-0.62

日経平均は大幅反発。+310.81円の21,464,98円に。

前日の米国市場

  • 昨日の米国株は大幅続伸。
  • S&P500は年初来高値から直近安値の下げ幅の半値戻しを達成。
  • 今回の世界的株安の発端となった米インフレ率の上昇を確認する上で注目度が高まっていた米CPI(消費者物価指数)の結果は予想を若干上回る数字で、序盤は売り優勢で始まった。
  • しかしCPIの結果は概ね想定内で、株式市場では過度に利上げを加速させるほどではないと受け止められ、序盤以降は右肩上がりの展開。
  • また米財政懸念の警戒により米ドルが軟調となり、米ドル/円レートは106円台半ばまでドル安に。

本日の日本市場

  • 本日の日経平均は反発して始まる。
  • 円高基調が警戒されるものの、ひとまずCPI発表という重要イベントを通過したことで安心感が拡がった。
  • 前場中盤には麻生財務相の「介入するほどの急激な円高ではない」との発言を受けて円が一段高する場面も。
  • 株式市場の反応は限定的で、日経平均は前日比2%水準まで上げ幅拡大する場面も。
  • 本日から中国が旧正月に入った影響もあり、売買代金はやや盛り上がりに欠け、日中はさほど大きな動きは見られず、アジア時間は方向感に欠ける日が続くことも考えられる。

本日の市況 2018-02-14

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21154.17
    • 前日比-90.51(-0.43%)
  • TOPIX:1702.72
    • 前日比-14.06(-0.82%)
  • 為替レート(15:00):$=107.15
    • 前日比-1.12

日経平均は続落。-0.4%

前日の米国市場

  • 昨日の米国株は、米国金利の落ち着きが安心感を誘って続伸したが、上昇率は限定的。
  • 本日はインフレ指標の中でも特に注目されている米CPI(消費者物価指数)の発表を控えている。
  • 先週からの世界同時株安の発端は、米国のインフレ上昇を背景にした金利高への懸念だったため、CPIに対する警戒感が非常に高まっていて米国株の上昇率は小幅に留まる。

本日の日本市場

  • 日本市場は小幅反発で始まったが、早々に売り優勢に。
  • 特に、為替市場で米ドル売り・円買いが進んだことが、日本株の重石に。
  • 米国の財政問題を嫌気したとの声や、仕掛け的な動きも入った模様で、米ドル/円レートは106円台に。
  • これは2016年11月のトランプ大統領の選挙戦勝利以来の水準。
  • この環境下で、日経平均は先週火曜の直近安値を下回り、東証マザーズ指数は3%超下落。全面安商状に。
  • それでも後場中盤からは切り返し、日経平均は一時1.3%安水準からプラス圏を回復する場面も。
  • 米CPIの結果次第では世界的な株安の動きが一服するとの期待も残る。
  • 株価の値下がりを狙っていた売り方の買い戻し、純粋な押し目買いの動きが活発化した。

本日の市況 2018-02-13

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21244.68
    • 前日比-137.94(-0.65%)
  • TOPIX:1716.78
    • 前日比1716.78(-0.88%)
  • 為替レート(15:00):$=108.27
    • 前日比-0.72

日経平均は続落。-0.65%

前日の米国市場

  • 日本の連休中、米国株は反発基調。
  • これといった買い材料はなかったが、下げすぎた反動と自律反発の動き。
  • 特にテクニカル的には、長期トレンドラインの200日MA線にタッチしたことで、短期的なアク抜け感が台頭。
  • 米株式先物は、2/6アジア時間にもこの水準になっていて、株価の底値件で出現しやすく相場の転換点を意味する「ダブルボトム」の形成となった。

本日の日本市場

  • 日本市場は米国市場の落ち着きを受け、反発して始まる。
  • 連休中、米国のみならず他のアジア株も反発機運を高めていた中、日経平均は一時300円近く上昇。
  • しかし、そこから買いが止まり、後場円高進行も悪材料となり下落開始。
  • 結局、前場の上昇幅をすべて打ち消してマイナス圏で終了。
  • 市場の注目は明日発表予定の米国CPI(消費者物価指数)。
  • 今般の世界同時株安のトリガーとなったのは米雇用統計での平均時給の伸び。
  • 想定より強い結果を受け、FRBの金融引き締めの加速が懸念され、株式市場に影響。しかし、実際には「物価上昇が加速している」というデータはまだ出てきていない。
  • 金融政策に直結しやすい米国CPIへの注目度は近年稀に見る高さとなっている。

本日の市況 2018-02-09

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21382.62
    • 前日比-508.24(-2.32%)
  • TOPIX:1731.97
    • 前日比-33.72(-1.91%)
  • 為替レート(15:00):$=108.99
    • 前日比-0.67

日経平均は大幅反落。-2.3%

前日の米国市場

  • 昨日の米国株は大幅反落。
  • BOE(イギリス中央銀行)総裁が「早期かつ大幅な利上げの可能性」に言及。
  • 米国の大型減税やインフラ投資による財政赤字拡大懸念から金利上昇に対する警戒感が一段と高まった。
  • また複数のFRB(米連邦準備制度)関係者が今回の株安を静観するスタンスをとったことも嫌気された。
  • 米主要株価指数であるS&P500指数、NASDAQ指数は今週月曜日につけた安値を下回った。

本日の日本市場

  • 本日の日本市場も急落して始まる。
  • 売りの動き、長くは続かなかった。日中安値は、急落した火曜日の安値と同水準。
  • テクニカル指標を見ると、日経平均先物の200日MA線が同水準で、これが下値として意識されている可能性。
  • ただし、米金利高、米ドル高の影響が大きいアジア株は、安寄り後も下げ幅を拡大する展開。日本株の反発力も限定的。
  • 特に日本は3連休を控えていること、また本日、大阪証券取引所先物夜間取引がシステム移行の影響で取引停止になること、などから強気なポジションをとる投資家は少なかった模様。
  • 来週水曜日にはインフレ指標の中で最も注目度が高い米国のCPI(消費者物価指数)が発表される。
  • 今回の急落の発端となったのが雇用統計でのインフレの伸びだったこともあって、少なくともCPI発表までは神経質な動きが予想される。

本日の市況 2018-02-08

レオス・キャピタルワークス トレーディング部さんがFacebookで公開している解説動画を参考にしたメモです。

本日の数字

  • 日経平均:21890.86
    • 前日比245.49(1.13%)
  • TOPIX:1765.69
    • 前日比15.78(0.90%)
  • 為替レート(15:00):$=109.66
    • 前日比0.5

日経平均は続伸。前日比+1.13、+245.49円の21,890.86円。

前日の米国市場

  • 昨晩の米国市場は小幅反落。
  • 前日からの反発の流れを引き継ぎ、小幅高で推移する時間が長かった。
  • 取引終了にかけては株価が戻ったことで売りを出す投資家のフローに上値を抑えられた。
  • 金利の上昇が気になる。月曜日のリスクオフで大きく低下した長期金利が、ここ2営業日連続で上昇。長期金利は月曜の高値水準。

本日の日本市場

  • 日本市場は前日比80円高の小幅高で始まる。
  • ここ2日は前日終値と当日始値が大きく乖離するスタート。本日の取引開始の値動きはやっと落ち着きを取り戻した。
  • その一方、波乱含みの値動きが投資家心理を悪化させている。様子見ムードが強く、寄り付き後は膠着感の強い値動き。
  • その後、中国貿易統計が予想比上ブレで一旦は上値を試す動き。
  • しかし22,000円の節目は突破できず。
  • それでも前日の、後場から大きく下落した引け味の悪い1日と比べると、本日は安心して見ていられる相場内容だった。

メモ

グラフで見る日本市場の様子

日経平均採用銘柄の株価一覧 :株式 :マーケット :日経電子版
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電気機器の上げはファナックの+970円が効いている。

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「その他製品」の下げが目立つ。任天堂タカラトミーバンナムのゲーム関連3社が揃って下げている影響が大きい。
「陸運」は電鉄各社の下げ、「食料品」は明治HDの5%超の下げなどが目立っている。

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